放射能に向き合う日々

水産庁の水産物放射能汚染状況Q&Aを読もう!

水産庁が水産物の放射能汚染に関するQ&Aを改訂した。
 
 水産庁と言えば、原発事故直後にホームページに掲載したQ&Aで「放射性セシウムは魚類の体からすぐ排出されてしまうので、影響は無い」と言い切ってしまい、その後茨城県の漁協の自主検査で食品衛生法の暫定規制値を超える放射性物質がコウナゴなどの魚類から検出され、顰蹙を買ったのは記憶に新しいところである。

 その後も福島県の水産物や関東・東北の淡水魚から暫定規制値を上回る放射性セシウムの検出が相次いでいた。

 今回の水産庁のQ&Aは、そうした実態にあわせた説明を行うという姿勢を示している。遅ればせながら、消費者の不安を「風評被害」といって切り捨てていた姿勢を転換するもので、大きな進歩だろう。
 
・山や森に降り積もった放射性セシウムは、川へ流れ込み、淡水魚を汚染する。
・水産物は、周りの自ら放射性物質を取り込み、食物連鎖も含めて体内に濃縮してしまう。
・淡水魚は海水魚に比べて特に放射性物質を蓄積しやすい。

 科学的見地を元にこうした点をしっかり認め、水産物の放射性物質検出結果を良く見て注意して欲しいと消費者に呼びかけている。  
 
 是非多くの方々に一読していただきたいと思う。

平成24年4月18日
水産庁 プレスリリース
東日本大震災について~「水産物についてのご質問と回答」(放射物質調査)の更新について~
http://www.jfa.maff.go.jp/j/press/kakou/120418.html


水産物についてのご質問と回答(放射性物質調査)~4月18日更新~
http://www.jfa.maff.go.jp/j/kakou/Q_A/index.html



Q3:湖や河川等の淡水の水産物への影響はどうでしょうか。
A:山や平地に降下した放射性物質は、雨水や地下水を通じて湖や河川等に流れ込みます。また、陸地に降下した放射性物質は風などにより再度舞い上がり水面に降下することもあります。こうした放射性物質を淡水域の水産物が取り込み汚染される可能性があります。

Q5:海水や食物連鎖によって魚の体内で放射性物質が濃縮、蓄積しているのではないでしょうか。
A:<略>これまでの研究によると、海産魚の放射性セシウムの濃度は、周囲の海水中の放射性物質の濃度の5~100倍に濃縮(食物連鎖による影響を含む)することが報告されており、海水中の放射性物質の濃度が上がれば高くなり、逆に、下がれば徐々に排出されて50日程度で半分程度に減少することが分かっています。
<略>なお、淡水魚については、海産魚に比べて放射性物質の排出に要する時間が長いことが知られています。
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by touten2010 | 2012-04-19 22:49 | 水産物 | Comments(0)

福島原発事故の後、全ての日本人が放射能と向き合って暮らすことを運命付けられた。その一人として日々の放射能の情報を整理し、これに向き合う。
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