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放射能に向き合う日々

高濃度放射能海水流出の可能性について原子力規制員会が危機感高めている

7月10日原子力規制委員会が、「福島第一原発の建屋地下から漏れ出した高濃度放射能汚染水が、地中へ漏えいし、海洋へ拡散していることが、「強く疑われる」という見解を示した。

6月26日時点の「高濃度の放射性物質を含む汚染水漏えいの影響が、地下水のみならず海水中にも及んでいる可能性が否定できない」という見解よりだいぶ危機感を高めているようだ。

確かに、港湾中で海水から200~300Bq/l以上のβ線核種が検出される地点が複数あり、放射性ストロンチウムが100~150Bq/lとなっていることが想定されるのだから、当然だろう。

いよいよ、北太平洋の水産物が危なくなってきたようだ。

東京電力福島第一原子力発電所の護岸、港湾内、放水口付近の地下水/海水中の
放射性物質濃度の検出と護岸近傍止水対策工事の進捗について(7月10日原子力規制委員会資料2)
平成25年7月10日
原子力規制庁
http://www.nsr.go.jp/committee/kisei/data/0014_02.pdf

高濃度の汚染水の地中への漏えいが生じ、海洋への拡散が起こっていることが強く疑われる。p.9とある。

7月10日原子力規制委員会 議事録
http://www.nsr.go.jp/committee/kisei/data/20130710-kisei.pdf

更田委員が、「5号機、6号機は、港湾内から取水して、港湾の外へ排水しているのですね。スクリーン等々がありますけれども、トリチウムはスクリーンでは除去されなくて、港湾内が汚染されれば、5号機、6号機を冷却するための海水が港湾内からとられて外へ放水されているので、外へ出ていくということで、もし港湾内であっても、汚染させることがあったら、非常に深刻な事態を迎える」と発言

東京電力福島第一原子力発電所の港湾における海水モニタリングの結果について(6月26日原子力規制委員会資料3)
平成25 年6 月26 日
原子力規制庁
http://www.nsr.go.jp/committee/kisei/data/0012_03.pdf



高濃度の放射性物質を含む汚染水漏えいの影響が、地下水のみならず海水中にも及んでいる可能性が否定できないp.2とある。



by touten2010 | 2013-07-12 06:44 | 放射能汚染水の海水流出

福島原発事故の後、全ての日本人が放射能と向き合って暮らすことを運命付けられた。その一人として日々の放射能の情報を整理し、これに向き合う。
by touten2010

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