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放射能に向き合う日々

低線量でもがん死リスクが増えるという科学的分析結果が発表されている


欧米の原子力施設で働いた約30万人を対象にした調査で、100ミリシーベルト未満の被曝(ひばく)でも、線量に応じて、がんで死亡するリスクも高まるとする分析結果が英医学誌ブリティッシュ・メディカル・ジャーナル(BMJ)に発表された


The BMJ
Research
Risk of cancer from occupational exposure to ionising radiation: retrospective cohort study of workers in France, the United Kingdom, and the United States (INWORKS)
Published 20 October 2015
http://www.bmj.com/content/351/bmj.h5359


被曝100ミリシーベルト未満 欧米で30万人調査
2015年10月23日 朝日新聞
http://www.asahi.com/articles/DA3S12029940.html


がん死亡リスク、低線量被ばくでも増加 欧米の原発作業員分析
2015/10/22 11 日経
http://www.nikkei.com/article/DGXLASDG21H9M_S5A021C1CR0000/


放射線のがん死リスクについては、影響が出なくなる低線量の基準は無いという「しきい値は無い」ということが定説になっているが、日本の学者の中には、しきい値はあるという説を強く主張している人もいて議論になっている。

今回の調査結果は、30万人という大規模な調査でやはりしきい値は無いということが示されたという点で非常に貴重なものだ。





by touten2010 | 2015-10-23 07:44 | 健康への影響

福島原発事故の後、全ての日本人が放射能と向き合って暮らすことを運命付けられた。その一人として日々の放射能の情報を整理し、これに向き合う。
by touten2010

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