放射能に向き合う日々

カテゴリ:健康への影響( 6 )




福島県の子どもたちの甲状腺がんの発症率が上昇していると英紙が報道


福島民報によると、東京電力福島第一原発事故を受け、平成26年4月に始まった2巡目の子どもの甲状腺検査で、昨年12月末までに甲状腺がんと確定したのは16人となり、前回公表(9月末現在)の15人から1人増え、1巡目の先行検査と合わせるとがん確定は116人となったとのこと。


がん確定1人増16人 2巡目子ども甲状腺検査
福島民報
http://www.minpo.jp/news/detail/2016021628859


英紙Teleglaph等が発症率が上昇していると報道している。

Fukushima disaster: Children cancer rates rise with 16 new cases
Growing number of cases of thyroid cases detected, reigniting the debate surrounding the impact of the disaster on children’s health
By Danielle Demetriou, Tokyo
8:41AM GMT 17 Feb 2016
Teleglaph
http://www.telegraph.co.uk/news/worldnews/asia/japan/12160794/Fukushima-disaster-Children-cancer-rates-rise-with-16-new-cases.html


Fukushima Disaster Impact: Rise in Cancer Among Children
hares February 18, 2016
Australianetworknews
http://www.australianetworknews.com/fukushima-disaster-impact-rise-cancer-among-children/

昨年10月に岡山大学の津田敏秀氏らが福島の子供の甲状腺がん発症率は20~50倍になっているという研究成果をEpidemiologyに掲載したときは、世界で大きく報道された。

国はもっと体制を整えて、幅広い調査をし、早期発見・早期対応をすべきだ。


「福島の子供の甲状腺がん発症率は20~50倍」 津田敏秀氏ら論文で指摘
The Huffington Post | 執筆者: 吉野太一郎
投稿日: 2015年10月08日 21時02分
http://www.huffingtonpost.jp/2015/10/08/tsuda-toshihide-fukushima-pandemic_n_8262682.html


Epidemiology: Post Author Corrections: October 5, 2015
Thyroid Cancer Detection by Ultrasound Among Residents Ages 18 Years and Younger in Fukushima, Japan: 2011 to 2014.
Tsuda, Toshihide; Tokinobu, Akiko; Yamamoto, Eiji; Suzuki, Etsuji
http://journals.lww.com/epidem/Abstract/publishahead/Thyroid_Cancer_Detection_by_Ultrasound_Among.99115.aspx#


Children living near the Fukushima nuclear plant have been diagnosed with thyroid cancer at a rate FIFTY times higher than for youngsters elsewhere
Mail online
http://www.dailymail.co.uk/news/article-3265462/Children-living-near-Fukushima-nuclear-plant-diagnosed-thyroid-cancer-rate-FIFTY-times-higher-youngsters-elsewhere.html#ixzz40iahkOJs



[PR]



by touten2010 | 2016-02-20 23:32 | 健康への影響 | Comments(0)

「被ばく上限一ミリシーベルトに根拠なし」は本当


丸川珠代環境相は、外部被ばく上限一ミリシーベルトについて、「反放射能派が騒いで民主党政権が何の根拠も無く決めた基準」と発現したとのこと。

丸川環境相、被ばく上限「根拠なし」 野党「被災者の心を害する」
2016年2月10日 朝刊
東京新聞
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201602/CK2016021002000124.html

2月10日の東京新聞によると、「丸川氏は七日、長野県松本市であった自民党の若林健太参院議員の集会で講演した際に「『反放射能派』というと変だが、どれだけ下げても心配だという人は世の中にいる。そういう人たちが騒いだ中で何の科学的根拠もなく、時の環境相が一ミリシーベルトまで下げると急に言った」などと発言した。」と報道されている。

丸川氏は「厳しすぎる基準」という見方で、1ミリシーベルトという基準に対して、「何の根拠も無い」と発言したわけだが、それは間違いだとしても、「ゆるすぎる基準」とした見方をすると「何の根拠も無い」というか、「誰も安全だと責任を持たない基準」であることは確かだ。

私が、2012年に紹介した以下のブログをご覧いただきたい。

外部ひばくと内部ひばくの調整者は何をしているのか
2012-02-06 22:07
http://touten2010.exblog.jp/14613369/

被ばくには、環境からの放射線によって受ける外部被ばくと食品に含まれる放射能から影響を受ける内部被ばくがあり、どちらの基準も「年間1ミリシーベルト」の被ばくを上限としている。

じゃあ、環境からの外部ひばくと食品からの内部ひばくを両方合わせて2ミリシーベルトあびても大丈夫なのか?

放射線審議会(第121回)(平成23年12月27日)の以下の通りのやりとりの通り、外部ひばくと内部ひばくの調整を行う任務を担っているはずの、内閣官房の放射性物質汚染対策室と、その下の顧問会議が、「年間1ミリシーベルト」を基準とした、食品中に含まれる放射性セシウムの基準100ベクレル/kgを厚生労働省が決定すると同時に、会議を終了させて、文字通り調整役から「逃亡」してしまったため、「内部ひばくと外部ひばくを合わせるとどこまでが安全なのか」といった議論はどこの政府機関でも行われず、いまだにほったらかしのままだ。

「両方合わせて被ばくしたらどこまでが安全なのか」
という問題については、国民1人1人が自分で考えるしかないというとんでも無い状態なのだ。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
放射線審議会(第121回)(平成23年12月27日)
議事録抜粋

【小松委員】  全ての被ばく経路を考慮し、住民の被ばく線量をどうしようとかいった議論の場はどこかで設けられるのか。
【森口(厚生労働省)】  それは、内閣官房の放射性物質汚染対策室と、その下の顧問会議であり、各省庁からの情報を統合して判断されていく形になると思う。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・





[PR]



by touten2010 | 2016-02-13 15:37 | 健康への影響 | Comments(0)

福島第一の指定廃棄物処分、福島県が受け入れを決定

福島第一の指定廃棄物処分について福島県が受け入れを決定したと報道されている。


福島第一の指定廃棄物処分、福島県が受け入れを決定
2015年12月2日22時46分
朝日新聞
http://www.asahi.com/articles/ASHD25K50HD2UTIL03G.html


また、飯舘村など6市町村の放射性廃棄物を受け入れる焼却減容化施設の火入れ式が11月25日、行われるなど、現地では廃棄物処理が動き出している。


焼却減容化施設火入れ 飯舘
福島民報 11月25日
https://www.minpo.jp/news/detail/2015112626987


福島県の農産物はすでに相当関東には出回るようになっている、農産物の放射性物質は検出されなくなっているが、放射能汚染の誤解がまた広がらないように祈るのみだ。


[PR]



by touten2010 | 2015-12-03 07:47 | 健康への影響 | Comments(0)

福島第一原発事故現場で被爆した労働者の白血病労災認定が国際的にも注目されている。


先日福島第一原発事故現場で被爆した労働者の白血病が初めて労災認定されたが、この件は、国際的にも注目されている。


Fukushima nuclear disaster: first worker diagnosed with cancer linked to cleanup
Diagnosis of man who worked on reactor buildings damaged in 2011 tsunami could hamper efforts to encourage people to return to the area
Justin McCurry in Tokyo
Tuesday 20 October 2015 16.10 BST Last
http://www.theguardian.com/environment/2015/oct/20/fukushima-nuclear-disaster-first-worker-diagnosed-cancer

Gurdianの記事によると、外に3人の労働者が認定を待っているという。


「この労災認定は労働者の権利を確保するという観点からなされたものだが、(認定された人は)氷山の一角だ。比較的低い線量でもガンが発生するということで、政府への警告だ。」との独協医科大学の木村教授のコメントも掲載されている。


**********************
政治批評などのブログもやってます。
政治斜め読み
みんなの見ない視点から政治を見るとどう見えるか。
http://touten2010.seesaa.net/



[PR]



by touten2010 | 2015-10-27 07:38 | 健康への影響 | Comments(0)

低線量でもがん死リスクが増えるという科学的分析結果が発表されている


欧米の原子力施設で働いた約30万人を対象にした調査で、100ミリシーベルト未満の被曝(ひばく)でも、線量に応じて、がんで死亡するリスクも高まるとする分析結果が英医学誌ブリティッシュ・メディカル・ジャーナル(BMJ)に発表された


The BMJ
Research
Risk of cancer from occupational exposure to ionising radiation: retrospective cohort study of workers in France, the United Kingdom, and the United States (INWORKS)
Published 20 October 2015
http://www.bmj.com/content/351/bmj.h5359


被曝100ミリシーベルト未満 欧米で30万人調査
2015年10月23日 朝日新聞
http://www.asahi.com/articles/DA3S12029940.html


がん死亡リスク、低線量被ばくでも増加 欧米の原発作業員分析
2015/10/22 11 日経
http://www.nikkei.com/article/DGXLASDG21H9M_S5A021C1CR0000/


放射線のがん死リスクについては、影響が出なくなる低線量の基準は無いという「しきい値は無い」ということが定説になっているが、日本の学者の中には、しきい値はあるという説を強く主張している人もいて議論になっている。

今回の調査結果は、30万人という大規模な調査でやはりしきい値は無いということが示されたという点で非常に貴重なものだ。


[PR]



by touten2010 | 2015-10-23 07:44 | 健康への影響 | Comments(0)

福島第一原発事故現場の被ばくによる白血病発病で労災認定


福島第一原発事故現場等で、事故処理等の作業に対応しとことでひばくし、白血病を発病した男性に労災が認定されたと各紙が報道している。

産経新聞の報道によると、男性は複数の原発で建設業務に従事し、平成24年10月から25年12月まで、 福島原発での被曝(ひばく)量は15.7ミリシーベルトで、その他の原発を含めた累積被曝は1年6カ月間で計19.8ミリシーベルトだったとのこと。

 放射線被曝による白血病の労災は、年間5ミリシーベルトを被曝し、被曝から少なくとも1年を超えてから発症した場合について、業務以外の要因が明らかでなければ認定するとの基準があるとのことだが、実際は、現場で線量計の未装着があったり、下請け、元請構造の中で、被曝の
証明が難しく、実際に発病している人はもっと大勢いるはずだ。

朝日新聞の報道にあるように、現場の線量管理の防護基準は年50ミリ、1年6カ月間で計19.8ミリシーベルトとそれよりはるかに低い線量でも発病するのだから、現場管理基準を企業守っていても発病してしまう人がいるということだ。

原発事故処理が、大勢の労働者の犠牲の元に行われていることが良く解る。

原発事故後の被曝、初の労災認定 白血病の元作業員男性
大岩ゆり
2015年10月20日 朝日新聞
http://www.asahi.com/articles/ASHBJ7DNSHBJULBJ014.html

「福島で働いたこと悔いない」 被曝で労災認定の作業員
2015年10月21日 朝日新聞
http://www.asahi.com/articles/ASHBN6K42HBNUGTB00H.html

2015.10.20 15:52更新 産経新聞
原発事故作業で白血病 初の労災認定
http://www.sankei.com/affairs/news/151020/afr1510200031-n1.html

福島事故後被ばくで初の労災認定 白血病発症の元作業員
2015年10月21日 07時23分 東京新聞
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2015102190071957.html


原発事故の作業員が白血病 初の労災認定
10月20日 16時10分 NHK
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20151020/k10010276091000.html

原発事故後の被ばく、労災初認定=福島第1元作業員?白血病発症で・厚労省
2015 年 10 月 20 日 18:30
ウォールストリートジャーナル日本版
http://jp.wsj.com/articles/JJ10369579350255454343018857447821210986277

放射線被ばくによる疾病についての労災保険制度のお知らせ
http://www.mhlw.go.jp/new-info/kobetu/roudou/gyousei/rousai/120905-1.html

2012年9月4日12時43分 朝日新聞
厚労相「労災認定に不利益ないよう」 線量計未装着問題
http://www.asahi.com/special/10005/TKY201209040203.html


[PR]



by touten2010 | 2015-10-21 07:51 | 健康への影響 | Comments(0)

福島原発事故の後、全ての日本人が放射能と向き合って暮らすことを運命付けられた。その一人として日々の放射能の情報を整理し、これに向き合う。
by touten2010
プロフィールを見る
画像一覧

カテゴリ

全体
食品基準値
全般
薪・炭・きのこ原木

堆肥・落ち葉・剪定枝

タケノコ
水産物
tya

がれき
山の幸
クリ・木の実・果実
2012年12月衆議院選挙
その他農産物
放射能汚染水の海水流出
廃炉への行程
小泉銃一郎と進一郎
原子力産業
生態系への影響
火山と原発
核兵器
福島第一原発の状況
健康への影響
原発訴訟
イベント
未分類

フォロー中のブログ

最新のコメント

メモ帳

最新のトラックバック

venuscozy.com
from venuscozy.com
http://while..
from http://whileli..
http://www.v..
from http://www.val..
原発に対するテロについて
from 御言葉をください2
タコな話の数々
from ミクロネシアの小さな島・ヤッ..

ライフログ

検索

ブログパーツ

外部リンク

ファン

ブログジャンル

画像一覧