放射能に向き合う日々

<   2013年 06月 ( 2 )   > この月の画像一覧




日本に先行して廃炉後の使用済み核燃料管理という難問に突き当たった米国

米国の古い原子力発電所が次々と廃炉を迎えていく中で、原子力発電所に保管されている使用済み核燃料廃棄物の処理という問題が緊急課題となってきていることを 6月27日付New York Timesが報じている。

今年4つの原発が廃炉となり、9つの原発が運転終了を迎える状態になる。
そうした原発に保管されている使用済み核燃料廃棄物は2800トン。

原発の運転が止まっても、こうした使用済み核燃料は、管理が必要であり、コストがかかってくる。(例えば、使用済み核燃料廃棄物は、核分裂を常に起こしていて高温を発しているため、常時冷却を継続する必要がある。)

この廃棄物の中間保存場所処分場をどこにするかが全く目途がたっていない。

また、仮に行き場が決まったとしても、こうした放射能が高い使用済み核燃料をどのように安全に運ぶのかという問題もあるとのことだ。

使用済み核燃料の中間保存場所は連邦政府が確保する契約になっており、確保できないままの状態では、連邦政府が電力会社に賠償金を払い続けていかなくてはならないという状況だという。

使用済核燃料廃棄物の行き場が決まっていないのは、世界中のすべての原発保有国において同じ問題であり、もちろん日本にとっても大きな問題だ。

廃炉に対する対処を先行して迫られている米国が、どのような対応をとるのか、われわれは注視していく必要がある。

Quarrels Continue Over Repository for Nuclear Waste
By MATTHEW L. WALD
Published: June 27, 2013 New York Times
http://www.nytimes.com/2013/06/28/business/energy-environment/quarrels-continue-over-repository-for-nuclear-
waste.html?_r=0

[PR]



by touten2010 | 2013-06-29 00:01 | Comments(0)

防ぎようのない最悪の海洋汚染が拡大している可能性が高くなってきた福島第一原発

 高い濃度の海水トリチウムが、福島第一原発の港湾内から検出され、汚染度が上昇してきていることから、事故を起こした福島第一原発建屋の地下でで生み出された高濃度放射能汚染水が地下水脈に流れ込んで大量に海へ流れ出しているという最悪の事態が発生している可能性が高くなってきた。

 福島沿岸も含めて、水産物の放射能汚染は全体的に徐々に下がりつつある中で、なぜか福島第一原発の港湾内で採取される底生魚類の放射能汚染は、極端に高くなおかつ上昇していて、事故原発建屋地下から、地下水を通じて放射能汚染水が海へ漏れ出している可能性が疑われていた。 

 原発直後に空中をただよって拡散したのは、主に放射性ヨウ素やセシウムであった。

 しかし、全く人が近づけないほど高濃度に汚染されている事故原発建屋の地下から、放射能汚染水が直接海へ流れ出しているとなると、骨に蓄積する放射性ストロンチウムなど、半減期が長くなおかつ放射性セシウムよりも危険性の高い放射性物質も含めて、多くの放射性物質による高濃度汚染が発生することになる。

 原発建屋地下に流れ込んでいる地下水の量は1日400トン、その一部でも地下水脈にのって海へ流れ出しているとなると、莫大な量の高濃度汚染水が海へ流れ出していることになる。今後汚染海水の拡散により、広く太平洋沿岸に高濃度の放射能汚染が広がっていく可能性がある。

 そうなれば、日本の漁業・漁村や日本人の食生活に与える影響ははかりしれない。

 原発事故後2年3か月たって、放射能汚染のさらなる拡大という重大な危機が日本に迫りつつあるようだ。

高い濃度の海水トリチウム検出、原発事故後最高に 東京電力発表
2013.6.26 21:13
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/130626/dst13062621130010-n1.htm

東京電力の発表によると、26日港湾内の海水から1500Bq/lのトリチウムが検出され、10日の500Bq/lに比べ3倍にも達し、原発事故後最高の濃度となった。原子力規制委員会の更田(ふけた)豊志委員が汚染水が海に漏れ出た可能性が「強く疑われる」と述べたと報道している。

福島第1原発公開 汚染水対策に躍起
2013.6.11 21:53 (1/2ページ)MSN産経
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/130611/dst13061121540011-n1.htm

高い放射能で汚染されている事故原発建屋地下に、地下水が1日400トン流れ込むことにより、汚染汚染水はいまも1日400トン増えており、タンクの増設が続いていると報道している

2013/03/08 1:06 pm Wall street journal Japan リアルタイム
放射能汚染の食品に警戒感続く 
http://realtime.wsj.com/japan/2013/03/08/%E6%94%BE%E5%B0%84%E8%83%BD%E6%B1%9A%E6%9F%93%E3%81%AE%E9%A3%9F%E5%93%81%E3%81%AB%E8%AD%A6%E6%88%92%E6%84%9F%E7%B6%9A%E3%81%8F/

2012年12月に実施した東電による魚介類のサンプリング調査で、ムラソイから、放射性セシウムが1キロあたり25万4000ベクレル検出された。事故後の最高値にのぼったと報道している。

Fish Near Fukushima Reportedly Contains High Cesium Level
AP | By By MALCOLM FOSTER Posted: 03/17/2013
Huffington post
http://www.huffingtonpost.com/2013/03/17/fish-fukushima-cesium_n_2894350.html

東京電力が、福島第一原発近くで採取された魚から、74万Bq/kg、食品基準値の7400倍という高濃度の放射性セシウムが検出され、専門家の中には原発建屋から放射能汚染水が海へ漏れ出しているのではないかと疑っていると報道している。
[PR]



by touten2010 | 2013-06-27 23:09 | 水産物 | Comments(0)

福島原発事故の後、全ての日本人が放射能と向き合って暮らすことを運命付けられた。その一人として日々の放射能の情報を整理し、これに向き合う。
by touten2010
プロフィールを見る
画像一覧

カテゴリ

全体
食品基準値
全般
薪・炭・きのこ原木

堆肥・落ち葉・剪定枝

タケノコ
水産物
tya

がれき
山の幸
クリ・木の実・果実
2012年12月衆議院選挙
その他農産物
放射能汚染水の海水流出
廃炉への行程
小泉銃一郎と進一郎
原子力産業
生態系への影響
火山と原発
核兵器
福島第一原発の状況
健康への影響
原発訴訟
イベント
未分類

フォロー中のブログ

最新のコメント

メモ帳

最新のトラックバック

venuscozy.com
from venuscozy.com
http://while..
from http://whileli..
http://www.v..
from http://www.val..
原発に対するテロについて
from 御言葉をください2
タコな話の数々
from ミクロネシアの小さな島・ヤッ..

ライフログ

検索

ブログパーツ

外部リンク

ファン

ブログジャンル

画像一覧