放射能に向き合う日々

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高濃度放射能汚染地下水に対する対応の遅さに比べて、早すぎる「反省の仕方」の決定

東京電力がプレスリリースで、高濃度放射能汚染地下水の海洋流出を認めるのが遅れたことについて、その原因を分析した「お詫び」報告書をだし、役員の減給処分を発表している。

しかし、この「お詫び文書」においても、18日未明には分析対象となるデータは入手できていたと明言しており、そこから「汚染水海洋流出」の認定を22日夕方に記者会見で発表するまで18日、19日、20日、21日、22日と5日もかかっている。

資料の作成にそこまで時間がかかるはずはない、どう考えても21日の参議院選挙の投票に影響が出ないように、公表を遅らせたとしか思えない。

逆に、海洋流出を認めてから、社内の体制にどこが問題があったかを分析し、お詫びの報告書を出すまでは、22日、23日、24日、25日、26日と5日しかたっていない。

どういうデータがどのような状態の場合、汚染水流出が確認されたことになるのかは、どこの場所の何を計測するのかといったデータの取りかたを考える時点で予測がつけているはずで、データが出てから一から分析するわけではないから、作業に5日もかかるのはおかしい。

参議院選挙の投票が終わり、結果が出るまで待っていたとしか思えない。

逆に、「社内の体制にどんな問題があったのか」については、「海洋流出認定」の後、全く白紙状態から作業を初めているはずで、処分の決定まで含めて作業に5日しか要さないというのはおかしい。

「どのような反省をするのか」を認定公表の22日より前から検討していたとしか思えない。

つまり、「参議院選挙に影響が出ないように公表を遅らせたのではないか」という批判が噴出しないように、スピーディに反省を表明することを、参議院選挙選挙の前から綿密に計画していたということだろう。

もちろん、それは自民党政府と打ち合わせの上だろう。

表面を取り繕うのに腐心して、現実の問題への対応を遅らせ、被害を拡大させるのは、もういい加減にやめてほしい。

汚染水海洋流出公表遅れ 4回機会逃す 東電社長らを減給
2013.7.26 19:20 MSN産経ニュース
http://sankei.jp.msn.com/economy/news/130726/biz13072619210017-n1.htm

東京電力プレスリリース
汚染水の発電所港湾内への流出に関する公表問題について
平成25年7月26日
http://www.tepco.co.jp/cc/press/2013/1229246_5117.html

「6月19日に、福島第一原子力発電所1、2号機タービン建屋東側の地下水から高濃度のトリチウムを検出したことを公表いたしましたが、その後、港湾内への流出については、「データを収集して評価しているところ」との態度を継続した結果、7月22日になってようやく流出を認めることとなりました。」とお詫び。

公表が7月22日になった要因については以下の通りとしている。
・7月10日に、原子力規制委員会から地下水位変動と潮位変動の相関の有無について問題提起されたことを受けて、7月18日に観測孔内の水位について説明した。その際、この相関が港湾内への流出を認める「最終的な拠り所」になり得ると判断した。
・ただし、当該データを含む地下水位に関するデータについては、通常は原子力部門の別の箇所が業務目的で採取しているものであり、上記の説明や記者会見の関係者にとっては、7月18日未明に初めて、そうした情報の存在を知ったばかりで、十分に内容が確認できておらず、改めてデータの確認や整理を行う必要があった。
・一方、7月23日および24日に、福島県内の漁業関係者に対して地下水バイパス計画についてご説明する予定があり、説明直後に本件を公表することを避けるため、7月22日以前に公表するべく準備を進めた。しかし、7月19日の段階では、既に実施中以外の対策も含めて説明できる資料の準備が間に合わず、週末の作業を経て、結果的に7月22日に公表することとなった。
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by touten2010 | 2013-07-28 07:19 | 放射能汚染水の海水流出 | Comments(0)

基準値を上回るタケノコの放射能汚染をタケノコの出荷時期が終わるまで1か月以上も隠していた群馬県

7月22日、群馬県渋川市産のタケノコから、基準値を上回る放射能が検出されたというデータを厚生労働省が公表した。

 しかし、驚くべきは、その放射能汚染そのものではなく、結果の判明から公表までかかった時間の方だ。
 
 データの結果判明日は6月13日から7月3日にわたっているが、データのほとんどは6月中に判明したデータだ。

 数値が出ているのにそれを隠して、一か月以上も公表を遅らせていたということだ。

 参議員選挙に影響が出ないように、公表を遅らせていたのではないかと、思わず勘ぐってしまいたくなる。

 いずれにしても、販売に影響が出ないように、タケノコが市場から消えるまでデータを公表せず、消費者が群馬県産のタケノコを食べ終わってからデータを出してくるとは、消費者を愚弄しているとしか言いようがない。

 明日から群馬県産の農産物が全く売れなくなっても、それは群馬県庁のせいで、風評被害とは言えないだろう。 

・7月22日に厚生労働省のホームページで公表された、群馬県渋川市産のタケノコの放射性セシウム検出値

採取日(購入日)結果判明日Cs合計(Bq/kg)

H25.6.20H25.6.27170
H25.6.25H25.7.3170
H25.6.24H25.6.26140
H25.6.20H25.6.27140
H25.6.20H25.6.27140
H25.6.25H25.7.3140
H25.6.25H25.7.3130
H25.6.24H25.6.25120
H25.6.24H25.6.26110
H25.6.24H25.6.27100
H25.6.12H25.7.385
H25.6.20H25.6.2775
H25.6.24H25.7.360
H25.6.24H25.6.2657
H25.6.14H25.6.2755
H25.6.12H25.7.350
H25.6.25H25.7.343
H25.6.21H25.6.2443
H25.6.24H25.6.2643
H25.6.24H25.6.2642
H25.6.25H25.6.2640
H25.6.12H25.6.2639
H25.6.12H25.6.2738
H25.6.24H25.6.2538
H25.6.25H25.6.2738
H25.6.12H25.6.2537
H25.6.21H25.6.2432
H25.7.1  H25.7.1  30
H25.6.21H25.6.2427
H25.6.21H25.6.2427
H25.6.14H25.6.2726
H25.6.21H25.6.2425
H25.6.24H25.6.2524
H25.6.25H25.6.2721
H25.6.21H25.6.2419
H25.6.20H25.6.2018
H25.6.21H25.6.2516
H25.6.20H25.6.2014
H25.6.25H25.6.2714
H25.6.25H25.6.2714
H25.6.14H25.6.1713
H25.6.21H25.6.2512
H25.6.21H25.6.2412
H25.6.14H25.6.179.3
H25.6.13H25.6.139.1
H25.6.24H25.6.268.5
H25.6.20H25.6.208
H25.7.1  H25.7.1  7.6
H25.6.20H25.6.207.2
H25.6.20H25.6.206.5
H25.6.20H25.6.20<15
H25.6.21H25.6.25<14
H25.6.14H25.6.17<13
H25.6.14H25.6.17<13
H25.6.21H25.6.24<13
H25.7.1  H25.7.1 <12
H25.7.1  H25.7.1  <12
H25.6.19H25.6.19<12
H25.6.19H25.6.19<12
H25.6.25H25.6.27<12


食品中の放射性物質の検査結果について(第688報)
平成25年7月22日
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r985200000373f9.html
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by touten2010 | 2013-07-24 06:51 | タケノコ | Comments(0)

参議院選挙へ影響が出ないように汚染地下水海洋流出の発表を遅らせた東京電力

東京電力がついに高濃度放射能汚染地下水が海水へ流出していることを認めた。

参議院選挙が終わり、原発推進の自民党が大勝利をおさめ、安倍首相が勝利の選挙総括のコメントを出し終わり、参議員選挙への影響が出なくなるタイミングを見計らって発表した形だ。

会見で東京電力は、発表のタイミングを選挙後に遅らせたのではないかという記者の質問に「全く関係ない」と答えているが、それはどう見てもウソだろう。

発表資料で一つの判断根拠となっている1-4号機取水路北側でのトリチウム濃度の2,300Bq/l上昇が発表されたのは7月19日、この数値は7月17日発表の値でも2,200Bq/lという高い値を示していたから、最低ですでに参議員選挙前の19日には分析が終わっていたはずだ。

つまり、発表は最低4日は遅らせていることになる。

発表を遅らせれば遅らせるほど、対策をとるタイミングが遅くなることは免れない。

参議院選挙へ影響を与えないように、高濃度放射能汚染水の海水流出を放置したと言ってよいだろう。

もちろん、こうした対応は、自民党政権の要請によるものだろう。

こんな腐った政権を存続させ続けてよいのだろうか。

< 参 考 資 料 >
平成25 年7月22 日
東京電力株式会社
海側地下水および海水中放射性物質濃度上昇問題の現状と対策
target="_blank">http://www.tepco.co.jp/nu/fukushima-np/handouts/2013/images/handouts_130722_08-j.pdf
(4)地下水水位変動について(p.1)
「 当該エリアの地下水水位の変動を見ると、潮位変動や降雨等の影響を受けて変動している様子が見られることから、開渠内の海水と行き来していると考えられる」
とある
(5)1-4 号機取水口開渠内海水測定結果(p.2)
「港湾内の海水は、1-4 号機取水路北側でトリチウム濃度が2,300Bq/Lまで上昇。護岸からの降雨などによるフォールアウトの流出や地下水の流出の可能性がある。」とある

福島第一1~4号機 取水口内北側海水 放射性トリチウム濃度
採取日データ集約日H3 Bq/l
2012年2月13日2012年3月7日320
2012年3月12日2012年4月4日<110
2012年11月12日2013年5月21日120
2012年12月10日2013年6月19日100
2012年1月14日2013年6月19日110
2013年2月11日2013年6月19日170
2013年3月11日2013年6月19日120
2013年4月15日2013年6月19日110
2013年5月13日2013年6月19日490
2013年6月21日2013年6月24日1100
2013年6月24日2013年6月26日1500
2013年6月26日2013年6月28日760
2013年6月28日2013年6月30日760
2013年7月1日2013年7月4日2200
2013年7月3日2013年7月6日2300
2013年7月5日2013年7月9日490
2013年7月7日2013年7月10日760
2013年7月9日2013年7月12日930
2013年7月11日2013年7月15日940
2013年7月14日2013年7月17日 2200
2013年7月16日2013年7月19日 2300
2013年7月18日2013年7月22日 1900

福島第一原子力発電所周辺の放射性物質の核種分析結果(東京電力)より
http://www.tepco.co.jp/nu/fukushima-
np/f1/smp/index-j.html#anc07


東電、地下汚染水の海洋流出認める 福島第1
2013.7.22 22:37 MSN産経
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/130722/dst13072222390008-n1.htm

「データを分析したところ、海水の潮位が高まった際や降雨量が増えた際に、海水の放射性物質濃度が跳ね上がる傾向が判明。陸地や地下から海水に流れた可能性があると判断した。」

東電、汚染水の海洋流出認める 「原発港湾内」
2013/7/22 20 日本経済新聞
http://www.nikkei.com/article/DGXNASGG22021_S3A720C1MM8000/

「東電は、潮位の変化に伴って地下水の水位が上下していることから、地下水と海水が行き来している可能性があると判断した。東電は1月から潮

位を測っていたが、社内で共有されていなかったという。」
 「東電は護岸沿いに薬液を染み込ませて固め、地下に壁をつくる作業を進めている。今月末に完了する予定だったが、完成は8月10日ごろまで遅

れる見通し。事故直後の高濃度汚染水が残るトレンチについては、10月末までに汚染水を排水し、中を埋める計画を示した。」
とある
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by touten2010 | 2013-07-23 06:53 | 放射能汚染水の海水流出 | Comments(0)

自民党圧勝で、日本は原発推進へ逆戻りか

参議院選挙も自民党が圧勝し、日本はいよいよ原発推進に逆戻りする方向へ一歩を踏み出した。

原発推進派メディアはいよいよ鬼の首をとったように、「選挙では原発は争点にならない」と喜んでいる。

しかし、前回の衆議院選挙もそうだったが、今回の参議員選挙でも、脱原発の党が乱立し、票が分散してしまったという可能性は高い。

昔のように二大政党制で、一方の党が脱原発を掲げるという体制であれば、脱原発の方針は選挙を大きく左右したはず。

投票率が前回の参議員選挙より5.61%も下落し、52.61%となったことが、有権者が判断が難しかったことを示している。

その中で、東京で「脱原発だけ」の山本太郎氏が当選した意味は大きい。

山本氏の脱原発の主張は正直言ってあまり科学的ではないし、論理的に物事を考えたり、議論をしたりすることが苦手な人物のようだ。

正直言って、国民の代表としての資質に欠ける。

しかし、仕事がなくなることを覚悟して脱原発に専念するその行動力は誰しも認めざるを得ないだろう。

何よりも、応援にかけつけたボランティアの人たちの山本氏の後ろでテレビにうつる顔が、これまで政治の舞台で見たことの無いような普段着の人たちであることがうれしい。

今回の参議員選挙は、脱原に向けての材料がゼロというわけではなかった、新しい人たちの可能性に期待したい。

年金、原発も不発、憲法は選挙後の課題に
2013.7.20 09:30 [選挙] MSN 産経
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/130720/elc13072009320048-n1.htm

参院選:「脱原発」票割れの懸念 東京は5人が乱立
毎日新聞 2013年07月16日 09時30分
http://mainichi.jp/select/news/20130716k0000m010095000c.html

「脱原発」訴え当選 東京・山本氏
2013.7.21 22:50 東京 MSN 産経
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/130721/elc13072122520105-n1.htm

山本太郎さん当確にネット沸く
2013.7.21 22:07 [東京]MSN 産経
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/130721/elc13072122080083-n1.htm
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by touten2010 | 2013-07-22 06:45 | Comments(0)

海水中の放射性ストロンチウムが危険水準にあることを隠ぺいしようと腐心する自民党政府・東京電力

福島第一原発の港湾内海水中の放射性トリチウム(H3)の値が急上昇しているが、
骨への蓄積があり、その危険性は放射性セシウムより高いと言われている放射性ストロンチウム(Sr-90)の港湾内海水中の濃度はどうなっているのだろうか。

東京電力の公表資料から見ると、以下の通り、事故直後の5月の非常に高い水準から一旦100Bq/l程度まで下がった後は、それ以上ほとんど下がらずに推移している。

放射性ストロンチウムの告示濃度限度は30Bq/lなので、危険な水準が続いているということだ。

しかし、以下のデータを見ればわかるように、東京電力は昨年の12月以降採取した海水のデータを「分析中」として公表していない。

放射性ストロンチウムは放射性セシウムと異なり計測が難しいが、2012年3月12日分までの公表ペースを見る限り、採取から1月以内に公表しており、計測に1月あれば十分なはずだから、これは明らかに公表を意図的に遅らせているとしか考えられない。

しかも、7月に入ってからはこのもっと問題がある採取地点である「福島第一 1~4号機取水口内北側海水」について「放射性ストロンチウムの計測対象外」として図らないことを宣言してしまっている。

そうして公表を遅らせておきながら、計測値の評価として「H-3,全β放射能が検出されており,今回の事故による影響と考えられるが,告示に定める水中の濃度限度を下回る状況である。」とβ線の値から見て、放射性ストロチウム90(Sr-90)が明らかに告示に定める水中の濃度限度30Bq/l)を上回っている状況なのに、「安全 」と言い張っている。

(以下の2012年12月~2012年11月12日の採取データを見ればわかるが、β線核種の3分の1~3分の2程度が放射性ストロンチウム(Sr-90)である)

不思議なことに原子力規制庁は平成25年6月19日の公表資料で「海水中で告示濃度限度を上回っているのは放射性セシウムである」明らかにウソの発表をしている。

海水中の濃度が危険水準にあるのが放射性セシウムではなく、放射性セシウムより危険でありながら、食品中の計測は全く行われていないなど対策が全くとられていない放射性ストロンチウムであるということを示してしまうと、参議院選挙に影響が出るということなのだろう。

国民の健康がおびやかされている状況を隠ぺいする政権を存続させて良いのか。

このような状況の中で、別の計測地点の海水からはからβ線の計測値に上昇傾向が見られている。

福島第一 1~4号機取水口内北側海水中放射性核種(Bq/l)
「-」は計測対象外であることを示す

採取日データ集約日 β線核種 Sr-90
(sample) (press) (β:Bq/l) (Sr90:Bq/l)
2011/5/16 2011/6/12 - 1600
2011/7/11 2011/8/4 - 170
2011/9/12 2011/10/6 - 92
2011/11/14 2011/12/8 - 130
2011/12/10 2012/1/7 300 110
2012/1/16 2012/2/10 150 100
2012/2/13 2012/3/7 170 67
2012/3/12 2012/4/4 210 83
2012/11/12 2013/5/21 230 170
2012/12/10 2013/6/19 170 分析中(Not Open)
2013/1/14 2013/6/19 170 分析中(Not Open)
2013/2/11 2013/6/19 260 分析中(Not Open)
2013/3/11 2013/6/19 230 分析中(Not Open)
2013/4/15 2013/6/19 140 分析中(Not Open)
2013/5/13 2013/6/19 290 分析中(Not Open)
2013/6/21 2013/6/24 310 分析中(Not Open)
2013/6/26 2013/6/28 260 -(Not reserch)
2013/6/28 2013/6/30 230 -(Not reserch)
2013/7/1 2013/7/4 420 -(Not reserch)
2013/7/3 2013/7/6 310 -(Not reserch)
2013/7/5 2013/7/9 130 -(Not reserch)
2013/7/7 2013/7/10 160 -(Not reserch)
2013/7/9 2013/7/12 230 -(Not reserch)
2013/7/11 2013/7/15 220 -(Not reserch)
2013/7/14 2013/7/17 330 -(Not reserch)
2013/7/15 2013/7/17 250 -(Not reserch)
2013/7/16 2013/7/17 500 -(Not reserch)

福島第一原子力発電所周辺の放射性物質の核種分析結果(東京電力)より
http://www.tepco.co.jp/nu/fukushima-np/f1/smp/index-j.html#anc07


福島第一 港湾内 海水核種分析結果<1/3> 2013年6月19日 東京電力
http://www.tepco.co.jp/nu/fukushima-np/f1/smp/2013/images/intake_canal_130619-j.pdf
p.3以降に2012年12月以降に採取した海水のβ線核種放射能を初めて掲載。
ストロンチウムについては、分析中として掲載せず、
計測値の評価として
「H-3,全β放射能が検出されており,今回の事故による影響と考えられるが,告示に定める水中の濃度限度を下回る状況である。」
とβ線の値から見て、放射性ストロチウム90(Sr-90)が明らかに告示に定める水中の濃度限度(30Bq/l)を上回っている状況なのに「安全 」と言い張っている。

東京電力福島第一原子力発電所における取水口(護岸)付近の地下水調査結果について
平成25年6月19日
原子力規制庁
http://www.nsr.go.jp/committee/kisei/data/0011_22.pdf


福島第一 3号機スクリーン海水(シルトフェンス内側)
採取日 データ集約日 全β線核種Sr-90
(sample) (press) (β:Bq/l) (Sr90:Bq/l)
2013/6/21 2013/6/26 270 -(Not reserch)
2013/6/26 2013/7/2 260 -(Not reserch)
2013/7/3 2013/7/9 230 -(Not reserch)
2013/7/8 2013/7/12 72 -(Not reserch)
2013/7/15 2013/7/16 1000 -(Not reserch)
2013/7/16 2013/7/17 610 -(Not reserch)
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by touten2010 | 2013-07-19 06:45 | 放射能汚染水の海水流出 | Comments(0)

「高濃度汚染地下水の海水中への流出は無い」と言い張る東京電力の厚顔無恥

福島第一原発の高濃度放射能汚染水が大問題になっているが、それでは、海水中の放射能汚染の推移はどうなっているのだろうか?

東京電力が公表している海水中の放射性物質検出値の中から、放射性トリチウムの検出値を時系列的に追ってみよう。

以下は、福島第一原発 1~4号機取水口内北側の海水核種分析結果である。

2012年3月~2013年4月まで100~170Bq/lの範囲で安定していたのが、2013年5月になって突然急上昇し、2013年7月3日には2300Bq/lとなり、その後1000Bq/l前後で推移している。

つまり、放射性トリチウムによる海水汚染は1年ほどの安定した水準から10倍から20倍に急上昇しているのだ。

これでも「高濃度汚染地下水の海水中への流出は無い」と言い張っている東京電力の頭の中は、いったいどうゆう構造になっているのだろうか。

採取日データ集約日H3 Bq/l
2012年2月13日2012年3月7日320
2012年3月12日2012年4月4日< 110
2012年11月12日2013年5月21日120
2012年12月10日2013年6月19日100
2012年1月14日2013年6月19日110
2013年2月11日2013年6月19日170
2013年3月11日2013年6月19日120
2013年4月15日2013年6月19日110
2013年5月13日2013年6月19日490
2013年6月21日2013年6月24日1100
2013年6月24日2013年6月26日1500
2013年6月26日2013年6月28日760
2013年6月28日2013年6月30日760
2013年7月1日2013年7月4日2200
2013年7月3日2013年7月6日2300
2013年7月5日2013年7月9日490
2013年7月7日2013年7月10日760
2013年7月9日2013年7月12日930
2013年7月11日2013年7月15日940

福島第一原子力発電所周辺の放射性物質の核種分析結果(東京電力)より
http://www.tepco.co.jp/nu/fukushima-np/f1/smp/index-j.html#anc07

2013年7月10日(水)原子力規制委「汚染水が海に拡散か」
NHKニュース
http://www9.nhk.or.jp/nw9/marugoto/2013/07/0710.html
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by touten2010 | 2013-07-17 21:10 | 放射能汚染水の海水流出 | Comments(0)

原発政策においては日本政府より中国政府の方が民意をくみ上げるのに忠実

原発政策においては日本政府より中国政府の方が民意をくみ上げるのに忠実

中国で核燃料施設の建設に反対するデモがおき、これを受けて当局が建設計画を撤回したということだ。

総事業費6千億円という地元にとっては、大変な利益が転がり込むはずの事業で、日本なら利権に群がる政治家がゴリ押しで進めてしまうような事業だ。

こと原発政策については、日本政府より中国政府の方が民意をくみ上げるのに忠実なようだ。

どちらが民主主義国家でどちらが共産主義国家なのだろうか?

中国で異例の核施設撤回、住民反発で、広東省江門市
2013.7.13 18:59 MSN産経
http://sankei.jp.msn.com/world/news/130713/chn13071313200001-n1.htm

Chinese plans for $6bn nuclear plant blocked by protesters
Government says it will ‘respect public opinion’ and scrap
the proposed uranium-enrichment facility
Adam Withnall
Saturday 13 July 2013(Independent)
http://www.independent.co.uk/news/world/asia/chinese-plans-for-6bn-nuclear-plant-blocked-by-protesters-8707180.html

Last updated: July 13, 2013 12:51 pm
China cancels $6bn uranium plant a day after protests
By Leslie Hook in Beijing and agencies Financial Times
http://www.ft.com/intl/cms/s/0/70236536-eb0b-11e2-9fcc-00144feabdc0.html#axzz2Z1YHBs2q
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by touten2010 | 2013-07-14 22:10 | Comments(0)

高濃度放射能海水流出の可能性について原子力規制員会が危機感高めている

7月10日原子力規制委員会が、「福島第一原発の建屋地下から漏れ出した高濃度放射能汚染水が、地中へ漏えいし、海洋へ拡散していることが、「強く疑われる」という見解を示した。

6月26日時点の「高濃度の放射性物質を含む汚染水漏えいの影響が、地下水のみならず海水中にも及んでいる可能性が否定できない」という見解よりだいぶ危機感を高めているようだ。

確かに、港湾中で海水から200~300Bq/l以上のβ線核種が検出される地点が複数あり、放射性ストロンチウムが100~150Bq/lとなっていることが想定されるのだから、当然だろう。

いよいよ、北太平洋の水産物が危なくなってきたようだ。

東京電力福島第一原子力発電所の護岸、港湾内、放水口付近の地下水/海水中の
放射性物質濃度の検出と護岸近傍止水対策工事の進捗について(7月10日原子力規制委員会資料2)
平成25年7月10日
原子力規制庁
http://www.nsr.go.jp/committee/kisei/data/0014_02.pdf

高濃度の汚染水の地中への漏えいが生じ、海洋への拡散が起こっていることが強く疑われる。p.9とある。

7月10日原子力規制委員会 議事録
http://www.nsr.go.jp/committee/kisei/data/20130710-kisei.pdf

更田委員が、「5号機、6号機は、港湾内から取水して、港湾の外へ排水しているのですね。スクリーン等々がありますけれども、トリチウムはスクリーンでは除去されなくて、港湾内が汚染されれば、5号機、6号機を冷却するための海水が港湾内からとられて外へ放水されているので、外へ出ていくということで、もし港湾内であっても、汚染させることがあったら、非常に深刻な事態を迎える」と発言

東京電力福島第一原子力発電所の港湾における海水モニタリングの結果について(6月26日原子力規制委員会資料3)
平成25 年6 月26 日
原子力規制庁
http://www.nsr.go.jp/committee/kisei/data/0012_03.pdf



高濃度の放射性物質を含む汚染水漏えいの影響が、地下水のみならず海水中にも及んでいる可能性が否定できないp.2とある。
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by touten2010 | 2013-07-12 06:44 | 放射能汚染水の海水流出 | Comments(0)

高濃度放射能に汚染された水産物についての注目すべき研究成果

高濃度放射能汚染地下水が海へ流れ出している危険性が高まり、これから水産物の放射能汚染が広がっていくことが懸念される。

6月に、これまで高濃度に放射能汚染された魚類について、その汚染の過程等を研究調査した成果が発表されている。

なかなか注目すべき研究成果が発表されている。

注目される点は以下の通りだ。

・福島原発の近海の海底は放射能汚染が高く、その海底に生息する小型の甲殻類は放射能汚染が高い。

・それを餌として港湾内で生息している底生魚のアイナメは非常に高い放射能に汚染されている。

・アイナメは、最大27kmの移動が報告されており、福島原発から20km離れた地点で、福島原発港湾内からさまよいでたアイナメが見つかっており、その放射能汚染度は放射性セシウム濃度25,800Bq/kgと非常に高い。

・宮城県の仙台湾に、放射性セシウムが500Bq/kgを超えて検出される、高濃度放射能汚染クロダイが、全個体中数%~10%という高い比率で採取される
海域がある。

・仙台湾の河口海域等を調査すると、海底の凹み地形で放射線量が高く、海底の放射能汚染には濃淡がある。

いずれも水産物の放射能汚染の原因を解明していくための貴重な成果だ。

平成24年度 科学技術戦略推進費 「重要政策課題への機動的対応」に係るプロジェクト プロジェクト名 高濃度に放射性セシウムで汚染された 魚類の汚染源・汚染経路の解明のための 緊急調査研究
平成25年6月 水産総合研究センター公表
http://www.fra.affrc.go.jp/eq/Nuclear_accident_effects/senryaku_summary.pdf

平成24年度 科学技術戦略推進費 「重要政策課題への機動的対応」に係るプロジェクト プロジェクト名 高濃度に放射性セシウムで汚染された 魚類の汚染源・汚染経路の解明のための 緊急調査研究
平成25年6月 水産庁
http://www.jfa.maff.go.jp/j/housyanou/pdf/kouhyou.pdf
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by touten2010 | 2013-07-11 06:34 | 水産物 | Comments(0)

高濃度放射能に汚染された水産物についての注目すべき研究成果

高濃度放射能汚染地下水が海へ流れ出している危険性が高まり、これから水産物の放射能汚染が広がっていくことが懸念される。

6月に、これまで高濃度に放射能汚染された魚類について、その汚染の過程等を研究調査した成果が発表されている。

なかなか注目すべき研究成果が発表されている。

注目される点は以下の通りだ。

・福島原発の近海の海底は放射能汚染が高く、その海底に生息する小型の甲殻類は放射能汚染が高い。

・それを餌として港湾内で生息している底生魚のアイナメは非常に高い放射能に汚染されている。

・アイナメは、最大27kmの移動が報告されており、福島原発から20km離れた地点で、福島原発港湾内からさまよいでたアイナメが見つかっており、その放射能汚染度は放射性セシウム濃度25,800Bq/kgと非常に高い。

・宮城県の仙台湾に、放射性セシウムが500Bq/kgを超えて検出される、高濃度放射能汚染クロダイが、全個体中数%~10%という高い比率で採取される
海域がある。

・仙台湾の河口海域等を調査すると、海底の凹み地形で放射線量が高く、海底の放射能汚染には濃淡がある。

いずれも水産物の放射能汚染の原因を解明していくための貴重な成果だ。

平成24年度 科学技術戦略推進費 「重要政策課題への機動的対応」に係るプロジェクト プロジェクト名 高濃度に放射性セシウムで汚染された 魚類の汚染源・汚染経路の解明のための 緊急調査研究
平成25年6月 水産総合研究センター公表
http://www.fra.affrc.go.jp/eq/Nuclear_accident_effects/senryaku_summary.pdf

平成24年度 科学技術戦略推進費 「重要政策課題への機動的対応」に係るプロジェクト プロジェクト名 高濃度に放射性セシウムで汚染された 魚類の汚染源・汚染経路の解明のための 緊急調査研究
平成25年6月 水産庁
http://www.jfa.maff.go.jp/j/housyanou/pdf/kouhyou.pdf
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by touten2010 | 2013-07-11 06:34 | 水産物 | Comments(0)

福島原発事故の後、全ての日本人が放射能と向き合って暮らすことを運命付けられた。その一人として日々の放射能の情報を整理し、これに向き合う。
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