放射能に向き合う日々

原発事業と心中する東芝の消滅は時間の問題か?


東芝が米国での原子力事業で計上する損失額は1月末までの精査で7千億円前後とされ、これを10~12月期決算で計上すると、9月末時点で約3600億円だった自己資本では足りないため、12月末時点で債務超過に陥っていた見通しとなると朝日新聞が報道した。

東芝、昨年末時点で債務超過の見通し 3月末の回避模索
2017年2月9日05時01分
http://www.asahi.com/articles/ASK2900NKK28ULFA03C.html


東芝は利益が出ている半導体事業を分社化し、株式の一部を売却するなどの形で3月末の債務超過を回避しようと模索している。

しかし、こうした、利益出ている部分を売却した資金で債務を補てんするというやり方は、すでに昨年医療機器部門のキャノンへの売却による巨額の資金を得たことですでに着手済み、今回は、儲けの主力である半導体事業さえ一部売却するということだから「もうこれ以上売るものがない」状態に追い込まれている状態だ。


東芝メディカルシステムズの売却について
平成28年3月17日
https://www.toshiba.co.jp/about/ir/jp/news/20160317_3.pdf

その一方で、一昨年、東芝の子会社になっている米国の原発メーカーウェスチングハウスが昨年による原発サービス会社、CB&Iストーン・アンド・ウェブスター(S&W)の買収に伴い、「のれん代」による巨額の損失を発生させるなど、経営判断に基づく「損失の増産」を続いおり、「のれん代」の長期的増加による損失の拡大は続いており、こうした経営の誤りによる損失の拡大が続く限り、東芝の消滅が時間の問題なのは明らかだ。


東芝、米原発事業で損失計上へ
http://jp.reuters.com/article/idJP2016122701000798?il=0


東芝を圧迫する「巨額のれん代」と迫る「債務超過」危機
投稿日: 2015年07月30日 12時11分 JST
Huffingtonpost
http://www.huffingtonpost.jp/foresight/toshiba-default_b_7883856.html


東芝が原発事業から撤退しない限り、こうした傾向は続きそうだが、安倍政権が原発事業を国の輸出産業として力を入れている以上、東芝の原発事業からの撤退はありえない選択だ。

東芝は安倍政権の方針のもと原発事業を継続しなければならない運命にあり、消滅も時間の問題なのではないか?


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by touten2010 | 2017-02-10 07:32 | 原子力産業

福島原発事故の後、全ての日本人が放射能と向き合って暮らすことを運命付けられた。その一人として日々の放射能の情報を整理し、これに向き合う。
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